NISAでなに買う?運用コスト業界最低水準のおすすめファンド3つを解説・比較!

概要

投資信託にかかる主な運用コストは、一般的に、投資信託の購入(購入時手数料)、解約(信託財産留保額)、保有時には費用(信託報酬)が発生します。

運用コスト業界最低水準の人気シリーズ「eMAXIS Slim」なら

・購入時、解約時手数料が0円!!

・業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける!

・ファンドが大きくなる(純資産総額が増える)と、実質的な信託報酬率がさらに低くなります!

一般的に、運用パフォーマンスが同じ投資信託の場合、運用コストが安い投資信託の方が、パフォーマンスが優位になります!

例えば、年率5%の投資信託に500万円を一括投資し、20年運用したシミュレーションでは、

信託報酬1%の場合=1085万円   信託報酬0.1%の場合=1300万円

20年間で215万円の差になりました!

上記のように、信託報酬の低さは長期的なパフォーマンスにつながります!

そんな、信託報酬の低いeMAXIS Slimシリーズから3つのファンドを紹介していきます!

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

ファンドの詳細:253144_20230725.pdf (mufg.jp)

特徴

わが国の株式市場(日経平均株価(日経225)(配当込み))の値動きに連動する投資成果をめざしているファンドです!

日経平均株価とは、東京証券取引所の第1部(現在のプライム市場)に上場している全銘柄のうち、特に流動性の高い225銘柄を選出しその平均株価を算出する指数のことです!

日本を代表する有名企業ばかりで構成されているので、日本経済の動向や、世界経済の影響を受けやすく、ビジネスの場ではとても重要視されています。

組み入れ銘柄

ユニクロを運営しているファーストリテイリング、半導体製造装置の東京エレクトロンなど、流動性の高い(投資家に売買されやすい)銘柄が組み入れられています!

信託報酬

信託報酬は、年率0.143%(税抜 年率0.130%)以内とされています!

100万円投資したら、100万円 × 0.143% = 年間1,430円かかります!

sMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

ファンドの詳細:253425_20230908.pdf (mufg.jp)

特徴

日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動き(MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス)に連動する投資成果をめざしているファンドです!

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスは、先進国23カ国新興国26カ国(2018年12月末現在)の49カ国の大型株と中型株で構成される指数です!全世界の約2,400社で構成されています!

組み入れ銘柄

先進国:アメリカ60.6%、日本5.5%、イギリス3.8%                      新興国:中国3.6%、台湾1.7%、インド1.4%

組み入れ銘柄の国別構成比率は、先進国が約9割、新興国が約1割となっており、米国が全体の6割を占めています!経済成長が著しかった米国の保有比率が高いことが、基準価格の上昇につながっていたことがわかります。

組入上位10銘柄は、米国のGAFAMを中心とした21世紀の世界経済をけん引してきたグロース銘柄が占めています!

現在は、米国の経済見通しが悪化してきているため、基準価格の下落が心配ですが、当指数は年に何度か組み入れ銘柄を変更しています。それに伴い、保有比率も変更され、その時代で経済成長が著しい国の保有比率が高まっていくため心配は少ないです!

ちなみに、日本企業の採用銘柄は、トヨタ自動車・ソニー・三菱UFJフィナンシャルGなど、TOPIX(東証株価指数)の上位銘柄が採用されています!

その他の採用銘柄はiシェアーズ MSCI ACWI ETF (blackrock.com)をご覧ください!

信託報酬

信託報酬は、年率0.05775%(税抜 年率0.0525%)以内とされています!

100万円投資したら、100万円 × 0.05775% = 年間577.₅円かかります!

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

ファンドの詳細:253266_20230725.pdf (mufg.jp)

特徴

S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果をめざしているファンドです!

S&P500(S&P500種指数)とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数です。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです!

米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを概ね反映していると言われています!

組み入れ銘柄

こちらは、先ほど解説したsMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の組み入れ上位10銘柄と同じ銘柄になっています!

違う点は、当ファンドは米国を代表する500銘柄で構成されているため、1銘柄当たりの保有比率が高くなっています!

GAFAMとよばれる時価総額の大きな米国経済をけん引してきたいくつかの代表銘柄の保有比率が高く、これらの銘柄の株価に左右されます!悪い面もありますが、全世界で注目されている銘柄であるため、成長が著しく、株価の上昇が期待できます!

信託報酬

信託報酬は、年率0.09372%(税抜 年率0.08520%)以内とされています!

100万円投資したら、100万円 × 0.09372% = 年間937.₂円かかります!

比較

 投資対象銘柄数信託報酬(年率)
日本2250.143%
全世界約2,4000.05775%
米国5000.09372%
➀国内株式(日経平均) ②全世界株式(オール・カントリー) ③米国株式(S&P500)

表にまとめると、

②全世界株式(オール・カントリー)は非常に分散が効いており信託報酬も一番安くなっていることがわかります!

➀国内株式・③米国株式の信託報酬も決して高くないですが、②全世界株式が群を抜いて低いため、運用コスト面でみると第一候補に挙がりますね!

まとめ

最近は、日本株の調子がよく、日経平均株価は約30年ぶりの高値をとってきており、バブル後最高値になっています!米国をはじめ世界経済は減速方向に向かっていますが、日本はこれから経済がよくなっていく可能性が高いです!

どれも一長一短ありますが、世界経済は今後も成長していく可能性が高いですが、どの国がどれくらい成長するかはわからりません。さらに、運用コスト面からみても最安値になっているため、3つとも良いファンドですが、筆者は全世界株式(オール・カントリー)への投資が一番合理的であると思います!

当記事が投資の参考になれば幸いです!

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