9月中旬となり、権利落ち日が近づいてきました!9月は、3月決算の企業の中間決算期にあたります。そのため、魅力的な中間配当金や株主優待がいただけます!
そこで、今回は、3月と9月の両方で株主優待がいただける、配当利回りも3%を超えているベネッセホールディングス(東証:9783)について紹介します!
結論
・株主優待としてカタログギフトが3月・9月の年2回いただける
・配当利回りが3%を超えており、過去5年減配なし
・成長が著しいインドにも参入している
概要
事業・業績
ベネッセホールディングスは、主要事業である「国内教育」のほか、幼児向けを中心とした「Kids & Family」、事業の第2の柱となっている「介護・保育」の3つの軸で事業を展開している会社です。
企業の情報:株式会社ベネッセホールディングス (benesse-hd.co.jp)
2024年3月期の通期業績は、売上高・営業利益・修正1株利益すべてで増収・増益の見通しです! 2021年3月期・2022年3月期はどちらも利益が落ち込んでいますが、赤字にはならず、配当金も維持してくれています!
第1四半期決算では、営業利益は増益していますが、経常利益や修正1株利益は赤字となっています。
これについて、決算説明資料をみると、
「例年第1四半期は、進研ゼミ教材の製造原価等が増加することにより利益水準が低くなり、第2四半期
以降に利益が積み上がる構造となっています」
とのことで、
今期は経常利益等で赤字が縮小しており、営業利益は黒字になっていることから問題ないと思われます!
2022年3月から、インドに現地法人を設立し、学校教育支援事業を展開しています!
日本は少子化の影響で、教育分野は先細りになってきていますが、インドは人口増加に伴い、教育事業は年10%以上の急激な成長が見込まれています!
この流れを取り込むと、ベネッセホールディングスの成長の追い風になります!
株価指標(9/13現在)
株価:1882.0円
PER(株価収益率):15.8倍
PBR(株価純資産倍率):1.20倍
売上高営業利益率:5.01%
配当利回り:3.19%
<ポイント>
PER・PBR的には割安感は薄く、営業利益率は控えめです。
ただし、配当利回りは3%以上あり、減配リスクは少ないため、後述する株主優待を含めると利回りが大きくなるので、投資妙味はあるのではないでしょうか。
株主優待
内容:オリジナルカタログギフト 権利落ち日:3月末、9月末
<ポイント>
100株以上保有の株主全員に、オリジナルカタログギフトがいただけます!
内容は、こどもや学生に向けた自社商品や、運営しているホテルの宿泊優待券になります!
また、オリジナルカタログギフトのなかには、別のカタログギフトも選べます!
別のカタログギフトには、日用品やファッションアイテムなど約995点のアイテムから選ぶこともできるため非常にお得になっています!
まとめ
今回は、ベネッセホールディングスについて紹介しました!
配当利回りだけで3%を超える高配当でありながら、カタログギフトが年2回もいただける株主優待が魅力的な銘柄です!
配当金は事業環境が悪化していても減配することなく維持してくれていますので、株主還元意識が非常に高い会社となっています!
ぜひ投資の参考にしてみてください!
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