積水ハウス(1928) 通期業績過去最高の見通し 11期連続増配

10月3日に、筆者が保有している積水ハウス(1928)の中間報告書が届きました。

株価指標、第2四半期決算、通期業績の見通しについて解説していきます。

基本情報

積水ハウスは、大手ハウスメーカー。戸建てから賃貸住宅、マンション等も展開。国内外で不動産開発を行っている会社です

企業の情報:【公式】家・住まいのことなら積水ハウス|住宅・ハウスメーカー (sekisuihouse.co.jp)

主要指数採用:JPX日経400、日経225、日経300、TOPIX、TOPIX100

株価指標(10/3現在)

PER的には割安水準。PBRは1倍を超えていますが、割高とはいえない水準です。ROEは11.90%と平均よりも高く、営業利益率は8.93%と収益性の高い企業です。

予想配当利回りは4.16%と高配当、今期は年間118円の配当を支払うことを発表しており、11期連続の増配となる予定です。

株主優待制度も導入しており、かなり取得しにくいですが、1月末時点で1,000株以上保有の場合、新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kgがいただけます。

業績動向

2024年1月期の通期業績は、売上高・利益ともに増収・増益で過去最高を更新する見通しです。第2四半期決算では、売上高・利益ともに二桁増収・増益となっています。減収・減益であった第1四半期決算から大幅に改善していますね。

配当金は11年連続増配予定となっています。

<中間報告書より>

各セグメントの業績は上向きに推移。国内事業においては、高付加価値提案を基本に展開するコアビジネス、戸建て事業が堅調。国内の住宅産業を取り巻く環境は、コロナ禍での住宅需要増からの反動減や物価高、建築資材の高騰。とうした逆風が吹く中にあっても、利益率向上に結びつく内部努力、コストダウンを行うことで好業績となっています。

また、海外事業では、2025年、海外市場での年間戸建住宅供給1万戸に向け8州目となるエリア拡大。また、米国の戸建住宅市場が想定以上に回復している中、木造住宅「シャーウッド」の本格販売へのマーケティングも加速させる計画とのことです。

ポイント

PER的には割安水準であり、11期連続増配で配当利回り4%超えが魅力的。中間決算時点で進捗率48%とやや低めでありますが、通期業績は過去最高を更新する見通しです。

以上です!投資の参考になればうれしいです!

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