9月25日、マクニカホールディングス（東証：3132）が、長期経営目標の修正について発表したので、解説していきます！
概要
2030年（2031年3月期）の長期経営目標について、連結売上高を1.3兆円から2兆円以上、連結営業利益を1,000億円以上から1,500億円以上とする新たな目標を掲げました！
2023年3月期は、旺盛な半導体需要と為替が円安水準で推移したことなどから、集積回路及び電子デバイスその他事業において想定を上回る成長を実現。中期経営計画（2022～2024年度）の経営数値目標を2年前倒しで達成したことと足元の事業環境を勘案し、中期経営計画（2022～2024年度）の経営数値目標を2023年5月8日に修正。
基本情報
マクニカホールディングスは、独立系の半導体商社で、国内トップ級。技術発掘力に強みがある会社です。生成AI用の半導体の開発・提供をしている米エヌビディア＜NVDA＞の国内正規代理店となっています。
企業の情報：トップページ | マクニカホールディングス (macnica.co.jp)
証券コード：3132
銘柄名：マクニカホールディングス
決算：3月
業種：卸売業
時価総額：4,193億円
主市場：東証プライム
主要指数採用：JPX日経400、TOPIX
株価指標（9/25現在）
株価：6,890円
PER（株価収益率）：9.9倍
PBR（株価純資産倍率）：1.94倍
ROE（自己資本利益率）：22.20％
売上高営業利益率：5.99％
海外売上高比率：48.60％
配当利回り：2.18％
還元方針：連結自己資本配当率（DOE）4％を目安として安定的かつ継続的な配当を実施。自己株式の取得を実施し、総還元性向30～50％を目指す。
株主優待：あり 100株保有でQUOカード1,000円相当、200株以上ではカタログギフトかクラブオフサービスのどちらか、500株以上ではその両方を受け取ることができます！
業績
2024年3月期の通期業績は、売上高・利益ともに増収・増益、過去最高を更新する見通しです！さらに、第1四半期決算では、昨年同期比で二桁の増収・増益となっており、進捗率31.2％と好調です！ 売上高営業利益率も7.4％と商社系では比較的高く、第1四半期は絶好調でした！
ポイント
PERは割安水準！ROEは高水準で、売上高営業利益率も高く収益性は抜群！それだけでなく、今期の売上高・利益は過去最高を更新する見通しであり、第1四半期時点で進捗率30％超えと好業績な企業です！
世界経済は減速気味で、半導体分野も弱くなってきていますが、マクニカホールディングスは半導体商社であるため、ダメージは少なく、安定して業績を伸ばしていくことができます！
配当利回りは2％台と高配当ではありませんが、今回の長期経営目標の修正によって、株価の上昇や配当金の増配など、キャピタルゲイン・インカムゲインの両方が狙える銘柄となっています！
ぜひ投資の参考にしてください！
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