ブリヂストン(5108) 好業績 12月高配当銘柄

12月権利のおすすめ高配当銘柄、ブリヂストン(5108)について紹介します。

株価指標・配当金の推移・業績見通しについて解説していきます。

基本情報

ブリヂストンは、タイヤで世界首位。米国のファイアストンを買収し世界展開。タイヤ管理などサービス型事業も展開している会社です。

企業の情報:株式会社ブリヂストン 企業サイト (bridgestone.co.jp)

主要指数採用:JPX日経400、日経225、日経300、TOPIX、TOPIX100

株価指標(10/9現在)

PER的にはやや割安感があります。PBRは1倍を超えていますが、割高感はあまりありません

営業利益率は10%を超えており高水準で、海外売上高比率は86%とかなり高く、昨今の円安による好影響を受けやすくなっています。

配当利回りは3.42%と、こちらも高配当といえる水準です。

配当金

過去10年間の配当金の推移です。

年々順調に増配を続けていましたが、コロナショックのあった2020年はタイヤ需要が大きく落ち込み減配となっています。

その後は順調に増配しており、今期は昨年比で25円の大増配となっています。

業績見通し

2023年12月期の通期業績は、売上高・利益ともに増収増益であり、売上高は過去最高を更新する見通しです。中間決算では、売上高・利益ともに増収増益となっており、最終利益・修正一株利益は昨年同期比で2.4倍と非常に好調です。

決算説明資料では、世界景気の減速による需要減少の影響はあるが、値上げ為替の好影響により増収増益となったとのことでした。

会社の見通しとして、下期のドル円レートは133円(通期で134円)としています。現在は150円近くで推移しているため、急激な円高が生じなければ、第3四半期以降も為替による増益効果が高いと考えられます。

ポイント

株価指標的には一時期の割安感は薄れていますが、割高とまではいえません。

配当利回りは3.4%と高配当ですが、海外売上高比率が8割を超えており、現在は会社の見通しより10円以上円安で推移しているため、為替による増益効果が高く、配当金の増額修正の可能性も考えられます。

時価総額が高く、高配当。業績も好調で株価指標的にも割高感はない。非常に優良な企業だと思います。

以上です!投資の参考になればうれしいです!

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