ピジョン 中間決算良好!売られすぎか10年以上連続増配銘柄!

哺乳瓶シェアトップでありながら、中国懸念により株価が年初来高値から24%も下落している、10年以上連続増配のピジョン(7956)について、株価指標・決算・業績見通しを解説していきます!

基本情報

証券コード:7956

主市場:東証プライム

時価総額:2,060億円

主要指数採用:JPX日経400、日経300、TOPIX

東証33業種:その他製品

ピジョンは、育児用品で国内トップ。哺乳瓶が発症。日本・中国でシェアが高く、積極的に海外展開している会社です。

企業の情報:ピジョン株式会社 (pigeon.co.jp)

株価指標(9/26現在)

株価:1693.5円

PER(株価収益率):25.0倍

PBR(株価純資産倍率):2.55倍

ROE(自己資本利益率):11.40%

売上高営業利益率:12.85%

海外売上高比率:63.94%

配当利回り:4.49%(11期連続増配)

還元方針:連結業績や財務状況等のさらなる改善とともに、現在の配当水準を維持した上での安定的な配当継続

業績

2023年12月期の通期業績は、売上高・営業利益は増収・増益となっていますが、経常利益・最終利益・修正1株利益は減益の見通しとなっています。

それに対し、第2四半期決算では売上高増収、営業利益~修正一株利益は二桁増益となっており、進捗率は57.4%と高水準です!直近の売上高営業利益率も12.7%と高収益であったことが分かります!

営業利益の増減要因は、リオープンに伴う販促費や物流費などの増加増収総利益率改善が増益に寄与したとのことでした!

ポイント

PER・PBR的にはやや割高感もあります。ただし、配当利回りは約4.5%と高利回りです!配当性向100%超えであり、今期も減益予想ですが、ROEや売上高営業利益率は高水準であり、キャッシュが潤沢にあるため、配当金の減配リスクは比較的小さいと思います!

業績動向としては、日本国内の需要が回復してきており、景気減速が示唆されている中国市場でも伸びがみられています!ただし、進捗率は高めですが、下期にはシンガポール事業の販売テコ入れや、発売が遅延した新商品の販売強化などを目的に費用が発生する可能性があるとのことなので、利益の下振れリスクはあります!

配当金は年間76円から変更はなく、配当性向は100%を超えてしまっているため注意が必要ですが、利益が減益ながらも配当金を維持してくれているので、株主還元意識の高さはポジティブな印象を持ちます!

以上です!ぜひ投資の参考にしてください!

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