クスリのアオキ(3549)配当金・株主優待・業績について解説

10月3日、クスリのアオキホールディングス(3549)が第1四半期決算を発表しました。コンセンサスを大幅に上回る好決算であり、合わせて株式分割も発表したことで、株価は一気に急騰しました。

株価指標・配当金の推移・株主優待・業績見通しについて解説していきます。

基本情報

クスリのアオキホールディングスは、ドラッグストア中堅。北陸で首位。調剤併設店を主軸に生活必需品を拡大している会社です。

企業の情報:kusuri-aoki-hd.co.jp

主要指数採用:JPX日経400、TOPIX

株価指標(10/8現在)

PER・PBR的にはやや割高感があります。ROEは高く収益性が高い企業であることがわかります。

現在の株価は1単元(100株)投資をするのに約97万円かかってしまい手が出しづらいですが、11月20日を基準日として1→3分割されるため、投資単位が引き下がり少し買いやすくなりました。

配当利回りは低いですが、株式分割後は実質的に配当金を増額修正しています。株主優待制度も導入しているため魅力的です。

配当金

クスリのアオキホールディングスは2016年に新規上場したため、2017年5月期から8年間の配当金の推移です。

今期で8年連続増配の予定となっています。また、当初は32円の予定でしたが、株式分割後増額修正となっています。

株主優待

株主優待カード地方名産品がいただけます。株主優待カードは保有株数による違いはありませんが、地方名産品は優待品の目安の金額が変わるようです。家の近くにクスリのアオキがない方も、地方名産品がいただけるのでありがたいですね。

業績動向

2024年5月期の通期業績は、売上高・営業利益は増収増益、経常利益は減益ですが、最終利益・修正一株利益は増益の見通しです。売上高は過去最高を更新する見通しです。第1四半期決算では、売上高・利益は2桁増収増益となっており、過去最高を更新しています。進捗率は37.1%とかなり好調です。

決算説明資料では、医薬品の販売好調値上げ・行動制限緩和による売上伸長客数・客単価の向上が増益に寄与したとのことでした。

ポイント

PER・PBR的には割高感がありますが、ROEは高く高収益企業です。

配当利回りは高くありませんが、上場してから8年連続増配であり、株式分割後も配当金の増額修正や株主優待の拡充など、株主還元意識の高さが感じられます。

業績は好調であるため、今後の株価上昇も期待できます。

以上です!投資の参考になればうれしいです!

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