ウエルシアHD(3141) 年初来安値 おすすめ優待銘柄

10月に入ってから日経平均株・TOPIXの下落が止まりません。そんな中、家計の助けになる使い勝手のいい株主優待がいただける、ウエルシアHD(3141)の株価指標・業績について解説していきます。

基本情報

ウエルシアHDは、イオン子会社・ドラッグストア最大手。調剤薬局を併設しており、24時間営業に強みがあります。その他、介護事業や海外事業を展開しています。

企業の情報:ホーム | ウエルシアホールディングス (welcia.co.jp)

主要指数採用:JPX日経400、TOPIX

株価指標(10/3現在)

PER・PBR的には割安感はありません。株価は年初来24%下落しています。営業利益率や予想配当利回りもうま味があるとはいえませんが、ROEは12.7%と高水準であり、効率よく収益をあげていることがわかります。

そんな中、配当金の推移は、2015年に減配があったものの9年連続増配の予定です。

株主優待

ウエルシアグループで使用できるお買物券の他、Tポイントや新米、グルメなどがいただけます。

Tポイントは200円=1ポイントの還元率であるため、3,000ポイントは60万円分の価値があります。Tポイントは様々なポイントやマイルに交換することができます。例えば、ANAマイルなどに交換すると航空券に交換することができるためお得です。

業績動向

2024年2月期の通期業績は、売上高・利益ともに増収・増益の見通し。売上高・営業利益・経常利益は過去最高を更新する見通しです。第1四半期決算では、売上高は二桁増収となっていますが、利益は大きく減益となっています。

決算説明資料より、売上高は増収しているが、光熱費、WAON POINT導⼊コスト増加もあり増収減益となった。経常利益以下は、前年の補助⾦収⼊(18.7億円)の反動減の影響が⼤きい。PB全体の売上⾼は、物価上昇による消費者マインドの変化により拡⼤傾向とのこと。

内訳をみると、医薬品はコロナ関連需要の反動減も、総合感冒薬・花粉関連の伸⻑で増加。化粧品は、外出機会増加により伸⻑。⾷品は、値上げによる単価上昇の影響を受け前年⽐2桁増。調剤は、受診抑制の減少や併設推進による処⽅箋枚数が増加したとのことでした。

コロナ関連需要・補助金収入の減少、昨今の物価高騰に伴う光熱費増加により利益が落ち込んでいますが、各セグメントでの売り上げは比較的好調です

ポイント

株価指標からは割安感はありません。また、売上高は増収していますが、昨今の円安・物価高により減益傾向となっています。

そんな中、株価は年初来安値を更新し、年初来から24%下落しています。配当利回りは低めですが、株主優待は使い勝手がよくお得です。

ウエルシアはイオン子会社であり、今後食料品の品ぞろえを多くしていく方針となっています。コロナ禍から、買い物は一回で済ませるという方が増えているようなので、今後もウエルシアの売上高増に貢献していくと思います。

以上です!投資の参考になればうれしいです!

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