2023年10月11日、イオン(8267)が中間決算を発表しました。中間決算の内容、通期業績見通しにつて解説していきます。
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基本情報
イオンは、総合小売大手の会社で、国内流通は首位。総合スーパー中心ですが、傘下に不動産や金融事業も展開しています。
企業の情報:イオン株式会社
主要指数採用:日経225、日経300、TOPIX、TOPIX100
中間決算
中間決算では、売上高・利益ともに増収増益となりました。最終利益・修正一株利益は黒字転換しています。その結果、上期(3~8月)では、売上高・利益ともに増収増益となり、営業利益は22.7%増益で過去最高を更新しました。
決算説明資料では、主力の総合スーパー事業が2013年以来、上期として10期ぶりに黒字となり、その他、金融事業などを除いて6セグメントで増益。食品などの値上げが相次ぐ中、プライベートブランド商品の売上高が伸長したとのことでした。
通期業績見通し
2024年2月期の通期業績は、売上高・利益ともに増収増益。売上高は過去最高を更新する見通しです。上期の進捗率は53.3%と好調でありますが、通期業績見通しは据え置いています。
株価指標(10/11現在)
最後に株価指標です。
PER・PBRは割高水準です。ROEや営業利益率も低めであり、効率的に収益をあげているとはいえません。
配当利回りは1%台と低めですが、株主優待制度を導入しており、100株からキャッシュバックが受けられるオーナーズカードがいただけます。
ポイント
第1四半期決算が好調であり、中間決算も好調でした。上期の営業利益は過去最高を更新し、通期進捗率は53%と、こちらも好調です。
通期予想は据え置いていますが、今後業績の上振れに期待したいですね。
株価指標的には手が出しづらいですが、株主優待のオーナーズカードは人気であるため、ほしい方は多いでしょう。
以上です!投資の参考になればうれしいです!
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