2024年1月に新NISAが始まります！
そこで、「そもそもNISAってなに？」「どうやってNISAを利用したらいいの？」「どこの金融機関がいいの？」「金融機関は決まったけど、どうやって口座を開設したらいいの？」といった疑問に答えていきます！
この記事を金融機関選びや口座の開設の方法も一度にわかります！
そもそもNISAってなに？
金融庁によると、
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20％の税金がかかります。
NISAとは、少額投資非課税制度のことで、「NISA口座（非課税口座）」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益や配当金が非課税になる、つまり、税金がかからない＝節税になる制度のことです。
NISAには、3種類あります。すべて株式・投資信託等を購入できますが、それぞれ年間の購入額・最大非課税枠が決まています。
・一般NISAは、年間120万円まで購入でき、最大5年間非課税
・つみたてNISAは、年間40万円まで購入でき、最大20年間非課税
・ジュニアNISAは、年間80万円まで購入でき、最大5年間非課税
現行NISAでは、一般とつみたてNISAの併用ができず、年単位で選択する必要がありました。また、非課税期間もばらつきがあり、資産形成において使い勝手が悪かったのがデメリットでした！
しかし、現行のNISA制度は2023年度で終了し、2024年からは新NISAが始まります！
新NISAでは、つみたて投資枠・成長投資枠の2つになり、それぞれの併用も可能となりました！それだけでなく、年間の投資枠（購入額）が引き上げられ、非課税保有期間も恒久化されたのが最大のポイントです！
どうやってNISAを利用したらいいの？
NISAはなんとなく理解できたところで、次は、NISAの利用方法を解説します！
NISAを利用するためには、金融機関でNISA口座を開設する必要があります！
通常、株式や投資信託等に投資する場合、金融機関で証券口座を開設する必要があります！口座には3種類あり、一般口座・特定口座・NISA口座があります！
・一般口座は、売却益にかかる税金をすぐに払わず、個人で確定申告をする必要がある口座です。
・特定口座は、税金を証券会社が集金するため、確定申告をする必要がない口座です。
・NISA口座は、前述の通り、売却益にかかる税金が非課税になる口座です。
通常、金融機関で証券口座を開設した場合、すぐに一般口座と特定口座は利用することができます。ただし、NISA口座は口座開設の申し込みをする必要があります！（方法は後述します）
この図のように、NISA口座は複数の金融機関で開設をすることができないため注意が必要です！（金融機関を変更した場合を除く）
NISA口座をどこの金融機関で解説しても、購入できる商品（株式や投資信託等）には違いがありません。ただし、金融機関ごとに購入時や売却時の手数料がかかったり、ポイント還元が変わったりするので、自分に合った金融機関を選べるよう情報を集めていきましょう！
どこの金融機関がいいの？
NISA口座を開設することができる金融機関は複数あります！
下記のように大きく2つの種類があります！
・大手銀行の証券部門 三菱UFJ信託銀行・SMBC日興証券など
・ネット証券 楽天証券・SBI証券・マネックス証券など
2つの大きな違いは、手数料です！
店舗型の証券会社は、家賃や人件費がかかるため、取引手数料が高くなりがちです。 それと比較し、ネット証券は、余計な経費がない分手数料も断然安くなります。
せっかくNISA口座で売却益が非課税になっても、手数料を多く取られると利益が減ってしまいます！そのため、比較的手数料が低いネット証券での口座開設をおすすめします！
特に楽天証券・SBI証券では国内株式の取引手数料無料を発表しているためおすすめです！
選ぶポイント
ネット証券は、取引手数料が低くておすすめですが、必ず1つだけを選ばなければいけないわけではありません！
証券口座が1つだけで、サービスが改悪された場合、別の証券会社に変更する際の時間がかかってしまうため、機会損失につながってしまいます。（株価が割安になっているときに投資ができないこと） そのため、証券口座を2つ開設しておくと、NISA口座の変更がスムーズになり、機会損失がうまれなくなります！
まとめ
今回は、NISAの概要・金融機関の選び方・NISA口座の開設方法を解説しました！新NISAは2024年1月からですが、2023年度は現行NISAで投資しておくと資産形成に有利ですので、余裕資金があればNISA口座での投資を検討してみてください！
当記事が投資の参考になれば幸いです！
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