【宮地エンジニアリンググループ(東証:3431)】配当性向引き上げで配当利回り5%超え!

今回は、配当性向を引き上げ、配当利回りが5%を超えた、宮地エンジニアリンググループについて解説します!

結論

今回の記事の結論、

配当性向を60%に引き上げ、配当利回りが5%を超えた

受注高が高水準で推移。今後数年の増収・増益が予想されている

1→2株式分割により、1単元の投資資金が下がった

概要

企業情報

証券コード:3431

銘柄名:宮地エンジニアリンググループ

決算:3月

業種名:金属製品

主市場:東証プライム

時価総額:419億円

主要指数採用:TOPIX

事業内容:宮地エンジニアリンググループは、橋梁、鉄骨等の鋼構造物の調査診断・点検、設計、製作、架設、補修・補強の請負ならびに土木工事などを行っている会社。明石海峡大橋や東京ゲートブリッジ、東京スカイツリーなどの建設に関わっています。

企業の情報:宮地エンジニアリンググループ株式会社 (miyaji-eng.com)

株価指標(9/9現在)

株価:6060円

PER(株価収益率):11.8倍

PBR(株価純資産倍率):1.14倍

ROE(自己資本利益率):8.90%

売上高営業利益率:8.51%

配当利回り:5.28%

配当性向:35%→60%に引き上げ

<ポイント>

PER・PBR的には割安感はあまりありません。

ROE・売上高営業利益率は、ともに8%を上回っており、収益性・利益率の高い企業です!

配当性向を引き上げたことで、配当利回りが5%を超える高配当銘柄になりました!

業績

2024年3月期の通期業績は、売上高14.5%増収、営業利益28.7%増益、修正1株利益13.7%増益。売上高・営業利益は過去最高を更新する見通しです!

第1四半期決算では、売上高26.8増収、営業利益47.3%増益、修正1株利益15.8%増益となりました!

受注高は高水準で推移しています。

高速道路の大規模更新工事においては事業規模7兆円で今後も順調な発注が見込まれており、更には大阪湾岸道路西伸部、名神湾岸連絡線などの高難度ビッグプロジェクトの推進も見込まれていることから、中期的に当社グループが飛躍する事業環境であると考えられています。

配当について

配当金は、普通配当は累進的な推移となっています!

2016年3月期、2020年3月期と記念配当が出されており、今回2024年3月期も記念配当が含まれています。

過去の推移をみると、記念配当が出た翌年は、記念配当がなくなった影響で減配となっています。そのため、今回も2024年3月期は大幅増配になりましたが、来期は170円に減配する予想となっています。

ただし、来期も増益見通しであり、政策保有株式の売却も進めていることから、利益が上振れると減配せず配当を維持する可能性もあります。今後、会社からの発表に注目です。

株式分割

当社株式の流動性向上と投資家層の拡⼤を図ることを⽬的に、2023年9⽉30⽇(⼟曜⽇※)の最終の株主名簿に記載または記録された株主様の所有する普通株式を1株につき2株の割合をもって分割されます。
※9⽉30⽇は⼟曜⽇なので、実質は2023年9⽉29⽇(⾦曜⽇)になるため注意が必要です!

これにより、現在の株価でみると1単元が30万円程度で購入できるため、まだ大きい額ではありますが投資しやすくなります!

まとめ

今回は、配当性向を35%から60%に引き上げられ、配当利回りが5%を超えた、宮地エンジニアリンググループについて解説しました。

今後も堅調な受注が期待され、売上高・利益ともに横水準で推移することが見込めます。

配当金については、今期は記念配当が含まれ、来期は10円の減配予想となっているため注意が必要です!

減配しても5%を超えるため高配当であることに変わりはありません!

参考になれば幸いです!一度ご検討ください!

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