【丸井グループ(東証:8252)】配当方針の変更に伴い高配当化!通気業績も好調!

新型コロナウイルスが5類に移行したことで日本国内での移動が外国人観光客が伴い、インバウンド需要により収益の改善が見込める銘柄、さらに、配当方針の変更されたことで高配当株化した、丸井グループについて紹介します!!

概要

企業情報

証券コード:8252

銘柄名:(株)丸井グループ

決算:3月

業種名:小売業

特徴:百貨店の小売り事業・エポスカードのフィンテック事業を営む。ECサイトの活用と新カード・新アプリにより、安全性と利便性の向上、少額決済領域の拡大を図り、手数料収益拡大を目指している。

女性活躍推進に優れた企業が選ばれる「なでしこ銘柄」や、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業が選ばれる「健康経営銘柄」、ESG関係のサステナブルファイナンス大賞にて優秀賞を受賞するなど、優良な企業の一つ。

丸井グループ-maruigroup website- (0101maruigroup.co.jp)

基本情報

主市場:東証プライム

時価総額:5215億円

主要指数採用:JPX日経400、日経225、日経300、TOPIX

東証33業種:小売業

株価指標

株価(8/28現在):2499.5円

PER(株価収益率):18.2倍

PBR(株価純資産倍率):1.92倍

ROE(自己資本利益率):8.50%

売上高営業利益率:17.80%

配当利回り:4.04%

配当方針:従来の配当性向方針から変更し、株主資本配当率(DOE)を採用。EPSの長期的な成長に基づく継続的な配当水準の向上に努め、「高成長」と「高還元」の両立をはかります。株主資本配当率(DOE)8%程度を目安とし、長期安定的な増配の実現をめざします。

権利落ち日:3月末、9月末

株主優待:なし

<ポイント>

PER、PBR的には割安感はなく市場に評価されている様子。利益面では、ROEは8%以上と高水準であり、営業利益は17.80%と稼ぐ力が高いです。それに加え、配当方針をDOE8%程度を目安に変更したことで、配当利回り4.04%と高配当となりました。

後述しますが、インバウンド需要により小売り事業はコロナ前から回復してきており、フィンテック事業は過去最高の利益を出しています。配当方針にあるように、高成長と高還元の両立により、長期的かつ安定的な増配が期待できますね。

業績

通期予想では、売上高は7.4%増、利益は2桁増益が見込まれています。修正1株利益については、過去最高であった2020年3月期を超える見通しです。

先日発表された第1四半期決算では、昨年同期比で増収・増益を達成。売上高営業利益率も14.7%と高水準でした。

下記は、過去最高となったフィンテック事業の業績についてです。

エポスカードの新規入会やカード会員数が増加し、カードクレジット取り扱い残高、分割・リボ払い残高も増加しています。さらに、会社予想では、これらは今後数年間も成長が続くことが予想されています。

まとめ

今回は、配当方針を変更し高配当株化した丸井グループについて紹介しました!

国内の移動活発化やインバウンド需要により、今後の売り上げを伸ばしてくると予想されます。それだけではなく、フィンテック事業でも、今後の成長が予測されています。

今回、配当方針をDOE8%程度としたことで高配当株の一角となりましたが、今後の成長により、さらなる株主還元も期待できる銘柄ではないでしょうか。

ご参考になればうれしいです。今後とも、よろしくお願いします!

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